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本研究室は、国内外の制度や、都市部を中心とした市街地の問題を都市計画の観点から研究をしています。21世紀は日本を含めた先進諸国の人口が減少し、時代に即した土地利用の在り方が求められています。従来のような無秩序な市街地開発を抑制し、景観に配慮した環境負荷の少ないまちづくりが求められています。

近年、行政主導の都市計画から住民が主体的に活動するまちづくりへシフトしています。自らまちの現状や問題点を抽出し、住み良いまちにするための仕組みづくりや、活動が必要とされています。専門的知識を持った先生がコミットメントするのはもとより、都市計画に関わっている学生も地域社会と積極的に関わっていかなければなりません。

本研究室の目的は都市計画法、都市再開発法、建築基準法、マネジメントを基に、既成の分野を超えて21世紀の持続可能な土地利用の方向性を示唆することです。東京都心の大丸有地区の大規模再開発プロジェクトから、高度経済成長期に開発されたニュータウンのマネジメントや、地域の商店街活性化に至るまで、幅広く研究しています。